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宮本から君へ 問題 シーン ネタバレ2021/04/18
宮本から君への映画情報。401件のネタバレレビュー・ストーリー・内容・結末・解説。真利子哲也監督、池松壮亮出演。金なし!コネなし!勝ち目なし!・・・でも情熱だけは半端ない!熱血営業マン・宮本浩が“絶対に勝たなきゃいけないケンカ”に挑む! 新井 英樹『定本 宮本から君へ 1巻』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約47件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。 『宮本から君へ』(みやもとからきみへ)は、新井英樹による日本の漫画作品。新卒営業マンの主人公が、恋や仕事に不器用ながらも成長し、自分なりの生きざまを見つけていく物語である。 男性であることの辛さと自ら向き合おう…ドキュメンタリー映画『男らしさという名の仮面』の感想&考察です。前半はネタバレなし... 『ディストラクション・ベイビーズ』感想(ネタバレ)…タヌキ視点で見る、アライグマの怖さ. 『宮本から君へ』は、正直嫌いな漫画だった。連載されていたのは’90年から’94年。ちょうどその頃に社会人になった自分は、宮本の暑苦しいキャラクターや泥臭い働き方をみて、「ああいうサラリーマンに … この映画で日本男児信仰は潰せるか…映画『宮本から君へ』の感想&考察です。前半はネタバレなし、後半からネタバレありとなっています。英題:From Miyamoto To You製作国:日本(2019年)日本公開日:2019年9月27日監督:真 (C)2019「宮本から君へ」製作委員会 【公開】 2019年(日本映画) 【原作】 新井英樹 【監督】 真利子哲也 【脚本】 真利子哲也、港岳彦 【キャスト】 池松壮亮、蒼井優、井浦新、一ノ瀬ワタル、柄本時生、星田英利、古館寛治、佐藤二朗、ピエール瀧、松山ケンイチ 【作品概要】 『ディストラクション・ベイビーズ』で国内外の映画賞を獲得した真利子哲也監督が、全話の脚本および監督を務めたテレビドラマ版を経て完成させた劇場版作品。映画ではドラマでは描ききることのできなかったヒロイン・靖 … この映画の凄いところは、いいところは、ほとばしる熱量! 理解不能な猛獣に近寄るな…映画『ディストラクション・ベイビーズ』の感想&考察です。前半はネタバレなし、後半からネタバレあ... 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4巻』の感想・レビュー一覧です。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。読書メーターに投稿された約40件 の感想・レビューで本の評判を確認、読書記録を管理することもできます。 無料のアレの漫画のアレです〜 宮本から君へ 宮本から君へ [完全版] 1 作者: 新井英樹 出版社/メーカー: CoMax 発売日: 2015/11/12 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る ひえー疲れた疲れた。 この作者の作品はとにかく癖が強くて勢いとか怒りとか胸糞悪さとかギュギュッと… なんすけ ... 宮本の熱に当てられ段々と周りの人間が協力していく様子が丁寧で、中盤で部長の攻撃から課長や新保が庇うシーンはめちゃくちゃ泣いた。 『宮本から君へ』は一応ドラマ版も真利子哲也さんが手掛けてはいたのですが、ラブストーリーとお仕事ものメインで少し窮屈そうな印象も受けました。 ただ今回の映画版は彼らしさ全開で、もうやりたいことを全力でやり抜いてくれましたね! 真利子哲也さんは2016年に公開された『ディストラクショ … 宮本を演じる池松壮亮は喧嘩によって折られた歯を表現するために、 本気で自分の歯を抜くつもりだったとか。 この映画で日本男児信仰は潰せるか…映画『宮本から君へ』の感想&考察です。前半はネタバレなし、後半からネタバレありとなっています。, 不器用人間ながら誰よりも正義感の強い宮本浩は、文具メーカーで営業マンとして地道に働いていた。会社の先輩である神保の仕事仲間、中野靖子と恋に落ちた宮本は、靖子との結婚を考えて猪突猛進で行動していくが、ある出来事をきっかけに「この女は俺が守る」と言い放ったことで、その堅物な正義は見境なく暴走をし始める。, 「日本男児」という言葉は長らく日本の男性を象徴する概念として、文化や社会の中で使われ続けていました。その言葉には、日本人としての「男はこうあるべき」という理想のモデルが背負わされています。男性に生まれた日本人は有無を言わせずその「日本男児」になるべく幼い頃から親や親戚に誘導され、学校でもそう教育され、社会人になってもその路線から外れることなく歩むことが求められます。, しかし、その「日本男児」信仰が男性を苦しめ、周囲の男性以外の人間にも巻き添えのように悪影響を与えてしまうという現状もまた動かぬ事実。そのことに関して知りたいのならばぜひジェンダー研究に目を通してほしいです(ドキュメンタリー『男らしさという名の仮面』はオススメ)。, ただ、それでもいまだに「日本男児」信仰はこの日本社会からは消えていません。本当に消えるなんてことはあるのか、それすらも疑わしいです。, そんな中、日本社会に土着的に深く根付いている「日本男児」という存在をその歪さ・狂気さ含めて映画で映し出すのが上手いなと私が思う監督がいます。それが“真利子哲也”監督です。, この監督と言えば商業監督としてのデビュー作『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年)がコアな映画ファンの間でも話題になりました。街に解き離れた猛獣がひたすらにエスカレートしながら暴れまくるように、主人公の男が強い奴を求めて暴虐の限りを尽くす…かなりとんでもなくぶっとんだ一作。その主人公の男は結局のところ、「日本男児」を極端化させてしまった存在だったのだろうなと今は私は解釈しています。“真利子哲也”監督はそういうのを一切オブラートに包まず描き、そこが異才なんですよね。, “真利子哲也”監督は2011年に『NINIFUNI』という中編映画で前から一部で話題を集めており、私もこの作品が監督のフィルモグラフィーでは一番好きかもしれません。こちらはそれ以降の作品の過剰な暴力性の発露とは打って変わって、ひたすらに消耗・疲弊して、命を終えようとする主人公が淡々と描かれており、こちらはこちらで「日本男児」の死の姿を表現するようでした。, その「日本男児」を忖度なしで描かせたら右に出る者がいない“真利子哲也”監督が2019年に送り出した映画もこれまた異常な快作であり、映画ファンの股間にドスドスと蹴りを入れてくる作品でした。, 公開当時から話題性が高く(あくまで映画マニアの間ではですけど)、その年の邦画ベストに入れる人も続出し、ブルーリボン賞で監督賞、ヨコハマ映画祭で主演男優賞、TAMA映画賞で最優秀女優賞と称賛を受けまくった一作となった『宮本から君へ』。日本アカデミー賞ではスルーでしたけど、まあ、あれはこういうインディーズ映画はそもそも相手にされないからね…。, 原作は新井英樹による漫画。この原作者は以前に映画にもなった「愛しのアイリーン」も手がけていますね。あれもなかなかに問題児な男が主人公だった…。, 『宮本から君へ』は実は映画だけでなく、それよりも前の2018年にドラマシリーズ化されており、映画とは別の物語を描いています。映画はヒロインとの関係が中心なので雰囲気はガラッと変わりますね。なおこのブログでは感想は映画のみを基本は言及していますのであしからず。, 主演は“池松壮亮”と“蒼井優”。兎にも角にもこの二人のエネルギーにやられた!という鑑賞者が大量発生するのも無理はない圧倒的な演技力。他にも『光(2017年、大森立嗣監督)』の“井浦新”、『キングダム』の“一ノ瀬ワタル”、さらには“柄本時生”、“佐藤二朗”、“ピエール瀧”と脇役勢もタダものじゃないメンツ。でもやっぱり主演二人ですね、本作は。, また『宮本から君へ』はエグゼクティブプロデューサーにクレジットされている“河村光庸”の名も覚えておきたいところ。手がけた作品は『新聞記者』『愛しのアイリーン』『あゝ、荒野』と、ここ最近のインパクト作にはこの人ありの状況なので、今後も注目したくなります。, “真利子哲也”監督作はまだノーマークだった…なんていう人は今からでも遅くはないです。異才の進化を観察しましょう。, 顔面血まみれの男が日中の公園を歩いています。明らかに不自然で異様。その男はトイレに入り、洗面所で折れた歯を吐き出し、おもむろに鏡で自分の無残な顔を見つめると、自分の頬にビンタを繰り返します。泣きじゃくりながら、何度も何度も…。, 宮本浩は勤めている文具メーカーに出社。同僚の田島薫が急かすように宮本を呼びます。そして上司に説教を受けることに。「相手さんの容体は?」「全治2か月とか3か月とか」「宮本、お前どないする気なんや」「家族のためにカネ稼ぎます」…どうやら喧嘩騒ぎを起こしたらしい宮本は、片腕を吊り、歯抜けの顔でバカ正直に答えるのでした。, 同僚にフォローされているのも知ってか知らずか「いつだって敵に回せますよ」と調子に乗る宮本。常に口だけは能弁(語彙力はない)、後先考えずに手を出す(強いわけではない)。溢れ出るエネルギーの使い方を知らずに人生をがむしゃらに生きる、不器用な男。, そんな宮本は両親の実家に女性を連れていきます。その女性は中野靖子という名前で、仕事関係で知り合った人。ぎこちなく挨拶を交わす中野靖子と両親を前に無言でムスッと座っていた宮本は「俺、この人と結婚するから」とぼそり呟くのでした。, その後の食事では中野靖子と母は賑やかに会話していましたが、途中で体調が悪そうになる中野靖子。母は彼女が妊娠していることに気づきます。母は息子に「あんたのやり方には納得いかない」と口を出し、質問攻めにしますが、宮本は詳細を語りませんでした。, その夜「あのこと黙ってていいのかな」と中野靖子は言葉を投げかけますが、宮本はひとり涙をみせるしかできません。, それはある日の話。宮本は中野靖子の家に招かれ、晩御飯をご馳走になって楽しい時間を過ごしていたのですが、突然誰か来ます。「靖子ちゃ~ん」とドンドンうるさい男。静かになったと思ったらベランダから入ってくる男は「ゆうじだよ~」と堂々とあがりこみ、勝手に冷蔵庫を開けます。, 状況がわからず茫然とする宮本でしたが「私あの子と寝たよ あんたと同じことしただけだから文句ないよね」とその男、風間裕二に言う中野靖子を見て、なんとなく察しがつきます。中野靖子を殴る男を見てカッとなった宮本はまたもいつもの性格を発動し、後先考えずにこう言葉をぶつけます。, 男は帰り、中野康子は「あんたを利用しただけだから」と吐き捨てるも、宮本は目の前の女性を抱きしめ、体を交えるのでした。「お前は俺の女だ」と。, ある日のこと、宮本は中野康子を連れて飛び込み営業で知り合った泉谷建設資材部部長の真淵敬三と大野平八郎と一緒に飲みに行くことに。居酒屋で煽られるがままに一気飲みをしてしまった宮本は泥酔。すっかりダウンしている宮本のためを思い、真淵敬三は自分の息子である拓馬を呼び寄せ、車で送るように指示します。, 中野康子の家で拓馬も招き、少し会話をする3人。宮本はベッドで動けずダウン。そしてその部屋で事件は起こるのでした。拓馬から性的暴行を受ける中野康子。そのすぐそばで宮本は寝息をたてて気持ちよさそうに寝ています。, 『宮本から君へ』は前述したとおり、俳優陣、とくに宮本浩を演じる“池松壮亮”、中野康子を演じる“蒼井優”の熱量といいますか、なんというか…。凄まじいとしか言いようがない。, 今回の主役は“真利子哲也”監督作品の中でも群を抜いて「陽」のオーラを全開にしているのだけど、その真逆のようにリアルで起きることは痛々しいです。その悲劇をひたすらに“やせ我慢”だけで吹き飛ばせると思っている二人のなんとまあギリギリ感。それを体現する演技力のオーバーフロー。このふり幅の乱高下が鑑賞者の印象をぐるんぐるんに振り回しますね。, “池松壮亮”は冒頭のあのボロボロ状態でビンタしているシーンからして一気に引き込まれますし、以降も歯抜け状態でフガフガ言いながらの会話とか、ほんと、これぞ体当たりという演技で、人生を俳優業に注ぎ込んでいるなと、その覚悟はじゅうぶんすぎるくらいに伝わります。あんなの見せられたら「よし、頑張った、わかった、もういい!」って思いますよ。血管、切れないのかな…。, “蒼井優”に関しては以前から上手すぎるのでもう何も言うことはないのですけど、今回もあのバーサーカー(狂戦士)状態の“池松壮亮”に対抗できるのは“蒼井優”をおいて他にいなかった。ここ最近ずっと思うのですけど、日本の俳優の中には明らかに邦画の世界だけでは役不足になっちゃってる人いますよね。“蒼井優”もその一人で、完全に才能が窮屈そうな感じ。上手いこと世界に飛びたたないものか…。, 役者を引き立てる撮影も良かったです。とくに本作の白眉である宮本vs拓馬の非常階段での乱闘シーン。あのこじんまりした場所ながら、思わず固唾を飲んでしまう喧嘩は歴代ベスト級の取っ組み合いなんじゃないか。たぶん安全性の問題でできることには限りあるのでしょうけど、その範囲でやっているのが逆に緊迫感を増していますね。これがハリウッドだったらスタントマンをガンガン使っちゃってどんどん派手になってしまっただろうし…。, 『宮本から君へ』は、大切な家族を傷つけた者に復讐をするという、言ってしまえばヴィジランテものだと言えなくもありません。ハリウッドならそれは「ヒーロー」という枠組みで捉えるわけです。, でも日本の場合はそれはヒーローじゃない。少なくとも日本の考えるヒーローは献身的だけど復讐や暴力を軸にしません。, 女は俺が守る。俺の女に手を出したやつは容赦しない。こういう価値観は典型的な「日本男児」の思考。作中の宮本はとにかく「日本男児」になりたかったんだと思います。能力なんてろくにないけど、ひたすらに「日本男児」として一人前になりない。そうなれば全てが認められる。そう妄信している。, 宮本は序盤の実家シーンで母に「そんなんで子どもの父親になれるの」と言われているところを見るに、たぶん子どもの頃からそういう「日本男児」信仰を植え付けられてきた少年だったのでしょう。それは会社というホモ・ソーシャルな世界に身を浸すようになってさらに深刻化している。そうして生まれたのがあの狂信者です。, ちょっと過激な言い回しですが、私は宮本みたいな存在は、宗教的なベースを持つテロリストとたいして変わらない精神構造を持っていると思います。自分の信仰(それは往々にして他者にそそのかされたもの)のためなら何をしてでもいいと思い込む。信仰を達成できれば神が祝福してくれると思うように。, 本人は信仰する以外に思考する能力を持ちすらしない。レイプされた女性に「頑張れ」とか言っちゃったり、行動が「殺す」に直結したり…。, つまるところ本作は表面上は不器用な男女の愛の話に見えるけど、実際は男の一方的な「承認欲求」の話でしかない。宮本にとって中野康子はそういう存在。最後に宿敵を文字どおり“潰した”宮本が中野康子に全部を吐露してしまっています。「結婚してちょうだいよ、ちまちま考えてないでとっと結婚しろよ、クソッタレ」「お前なんかむしろ敵だったぜ」「康子に褒めてもらいたい」「この凄い俺が幸せにしてやる、俺こそがすげえ父親だ」…。, 本作の宮本は相当に極端な描かれ方ですが、でもこういう男は日本社会にいるというか、まさにこういう男が正しいという前提で社会が存在しているのですよね。, 一方でこの『宮本から君へ』、あまりにも宮本が臨界点を突破して存在感を見せつけてしまったがために、逆に「日本男児」信仰を強化する象徴になりかねない危険性も孕んでいるなとも思ったり。それこそ『ジョーカー』と同じリスクですかね。, もちろん『宮本から君へ』は宮本の存在そのものを無邪気に全肯定している映画ではないでしょう。それは随所にその注釈があって、例えば序盤で印象的に示される2匹の金魚の死とか、はたまた終盤の中野康子の職場にあがりこんで「結婚だ、結婚しよう」とプロポーズする宮本の光景に空気も読まずに拍手する同僚がいたり。これはハッピーなんかじゃない、そんな単純ではないと映画はしきりに訴えています。, でもそれらエクスキューズがあまりにも役者の怪演にかき消されてしまい、宮本があまりにも完全無欠に見える(実際はボロボロの弱点だらけなのだけど)ので次の信仰者が出てもおかしくないかな、と。それに日本の「日本男児」信仰者はこんな映画で自省するほど自己批判に長けてもいないでしょうし…。, あと、やはりこれは本作に限らず邦画によくありがちな問題点ですが、登場する女性が相も変わらず男性に都合のいい女でしかない部分。, 本作の中野康子だって作中で宮本に対して反論しまくるので自立した“強い女性”に見えますが、それはあくまで男性の考える“強い女性”像ですよね。, なんだかんだで中野康子は最後まで「ダメな男を呆れつつも叱ってくれる母性」を持った「日本男児を支える女」から逸脱することはなく、言ってしまえば何度も繰り返し邦画で見てきた「昭和の女」そのもの。 しかも、結局は最後まで「子を産む」くらいしかない存在(原作では10人以上の子を産む!)。, また、本作の物語のドラマの起点になるレイプ事件も、その内容が極めて画一的なレイプシーンでしかなく(つまり“強引に犯される”というやつ)、これもまた男性が好みそうな性被害(つまり可哀想な女性=救ってあげるべき女性という図式が成り立つ)という紋切り型になっているのも、なんだかなと思うところです。, まあ、このへんは原作自体が抱えている問題なのでしょうけど、それを修正できる力を持った監督は今の日本映画界に全然いないのも「日本男児」信仰が蔓延るゆえだというのも皮肉な話。, しかし、“真利子哲也”監督の恐ろしさを堪能するには余りある一作でした。監督は本作公開後に1年間海外に留学して学んでいるらしいので、海外の見識(とくにジェンダー)をたっぷり吸収して、さらなる進化を見せていってほしいですね。, 映画ライター(まだ雑草)。アセクシュアル・アロマンティック・ノンバイナリーのLGBTQ当事者でもあり、その視点で映画の感想を書くことも。, 『男らしさという名の仮面』感想(ネタバレ)…男らしさから抜け出すためのドキュメンタリー. 1話20数分とは言え、全12話をイッキ見するのはなかなか疲れましたよw 面白かったんだけど。, 本来であればドラマも観てなかったし、完全にノーマークな映画だったんですが、予告が無性に頭に焼き付いていまして。, 宮本が「結婚!結婚!結婚!」って言って、蒼井優さん演じる靖子が「やかましい!!」と叫ぶヤツね。, それから始まって先日ドラマ版を観まして、改めて映画への期待が高まることとなりました!, 俺サラリーマンやったことないし、ましてや営業なんて絶対できないんだけど、なんか惹かれるんだよなぁ。, ちょっとジャンルが違うんですが、花沢健吾原作の『ボーイズ・オン・ザ・ラン』に似ているなと。確か映画もありましたね。. ここから先は『宮本から君へ』のネタバレを含みます! まだご覧になっていない方はご注意を!! 感想(ネタバレ) 池松壮亮. 『宮本から君へ』には様々な名シーンがあるが、ライバル社のスマートすぎる営業の人間に、こそっと冷笑されて、キレた主人公・宮本が、殴りかかるシーンはきわめて印象的なひとコマだ。 それは見開きを使った大ゴマだった。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 超不器用人間ながら誰よりも正義感の強い宮本浩は、文具メーカーで営業マンとして働いていた。会社の先輩である神保の仕事仲間、中野靖子と恋に落ちた宮本は、靖子の自宅に招かれるが、そこに靖子の元彼である裕二がやってくる。靖子は裕二を拒むために宮本と寝たことを伝えるが、激怒した裕二は靖子に手を挙げてしまう。そんな裕二に、宮本は「この女は俺が守る」と言い放ったことをきっかけに、宮本と靖子は心から結ばれるが……。, 今作では脚本も兼任していますね。ドラマ版を観る限りでは、かなり特徴的なオープニングが印象に残っているんだけど、あのシーンは写真家の佐内さん演出によるものみたい。, オープニングは挿入されるタイミングも良いよね。大体1話の中盤くらいに差し込まれるイメージ。, あの子役がこんな成長するなんてなぁ…。『ラストサムライ』観たのは最近だし、俺より全然年上なんだけどw, それにしても宮本役めっちゃ合ってますよね。原作読んでないからイメージ通りかはわからんけども、『セトウツミ』とか『デスノート』で見せたクール系よりもこっちのが好きかも。, ヒロインの靖子役は最近結婚を発表した蒼井優さん。正直お笑い芸人さんと結婚するとは思いませんでしたわ。, ドラマでも顔出し程度で出演していたんですが、映画ではメインキャストになるのかな。彼女の「やかましい!!!」の一言でこの映画に興味を持ったと言っても過言じゃない。, ポスターにハッキリと「ピーエル瀧」の名前があった時には少しだけ嬉しくなりましたね。予告には出てなかったかな?, 映画観終わった後すごく大声出したくなって、衝動的にカラオケ行ってしまいそうになるほど。, 日常生活を送る上であんなに大声出すこともないからね。俺もしばらく大きな声出してないな。, とにかくまっすぐで、自分勝手で、熱血で。こんなヤツ近くにいたら絶対友達にならないだろうな~と思う宮本だけど、どこか愛せるところがある。, 自分の近くにいないタイプの人間っていうか、そもそもこんな真っすぐな人間に会ったことないよ!普通そんなに一生懸命になれないぜ!?, そんなウザったいところもある宮本、を映画が終わった後もずっと応援したくなるような映画でした!, 宮本を演じる池松壮亮は喧嘩によって折られた歯を表現するために、本気で自分の歯を抜くつもりだったとか。, 確かに前歯がないと話し方とかも全然変わってくるし、演技ではどうしても賄えない部分もあるんでしょう。, 自分より強い男に手も足も出ず無様に散っていく宮本を表現するために自らの歯を捨てようとした役者魂。本気で尊敬します。, 演技のために歯を抜いた俳優と言えば『ファイトクラブ』のブラッド・ピット、10本抜いたとの逸話も残る三國連太郎さんなどなど。やっぱ役者ってスゲェなぁ。, 結局は共演した蒼井優さんに止められて抜かなかったみたいだけど、それでも彼の表現力はハンパじゃないよね。, それが一番出ていたのが今回の映画ではなく、ドラマのオープニングだと思うのよ。いきなり始まるオープニングと池松壮亮演じる宮本がアップで映るヤツ。, その時の宮本の表情とエレカシの「Easy Go」がバーンとテレビに映った時は衝撃だったね。それまで「何だかよく分からん主人公だな」と思っていた宮本に目が釘付けになりました。, それはもちろん音楽も演出も良かったから頭に焼き付いたんだろうけど、やっぱり池松壮亮による無言で語るオープニングは凄かった!, 映画の話に戻りますと、まず蒼井優演じる靖子とのシーン。ラスト間際にあった結婚を申し込む場面は完全に宮本でしたね。ピエール瀧に啖呵を切るシーンもそうか。, 前歯がなくて何て言ってるか分からないセリフも敢えて作ったんだな。そこに宮本の真っすぐな気持ちが出ている気がします。, ハードな場面の方が多いのに、二カっと笑うと愛らしさが出てくるし…。うーん、俺の言葉じゃ宮本は語れねぇ。, 完全にハマるところにハマったと言いますか、原作読んでないけど池松壮亮が宮本を演じて本当に良かったなと思える演技でした!, そしてもう一人の主役の靖子を演じた蒼井優。もともと演技上手い人ですからね。たぶん同世代の人の中では一番なんじゃないだろうか。, 『リリイ・シュシュのすべて』と『花とアリス』なんかの岩井俊二監督作のイメージが強いんだな。未だに。, さすがにもう女子高生とかは演じないんだろうけども、今でも変わらず心が擽られる笑顔をしていらっしゃるw, 私の印象に残ったシーンとしましては、やっぱり宮本とのベッドシーンかな。不純だと言われても脳裏に焼き付いたんだからしゃーない。, 「蒼井優がここまでやるんだ!」という感じと「山ちゃんはこれ観て何か言うのだろうか」と言う謎の疑問が湧いてくる濡れ場でしたね。, 詳しく書くと俺が恥ずかしくなってしまいそうなんですが、まぁエロい。『彼女がその名を知らない鳥たち』でも阿部サダヲとの結構際どいシーンがあったけど、それ以上かもしれんね。, 全裸になって色んな体制になるのに乳首だけは頑なに見せない。そこは守るんだなぁと。でも、これだけのベッドシーンを演じるなんて『リリイシュシュ』を観ていた時には思わんかった。, もちろんベッドシーン以外にも演技力の光る場面があって、予告編にもあったオフィスでのシーンはやっぱり最高でした!あそこは宮本じゃなくて靖子のシーンだったね。, 「やかましい!!」と怒鳴ってから、「そういうワケでオメデタなんです」と同僚に説明するまでの間、ほとんど息もできずに引き込まれました。, 本作は時系列を交差させて「決闘後、出産するまで」の時間と、「靖子と付き合い、決闘するまで」の二つの時間軸が交互に展開していきます。, 映画始まってすぐは既に靖子との仲が出来上がっていたんですよね。だから「実は2クール目があったんじゃ…!」と不安に陥ったんですw, 確かに靖子と宮本ってビンタされたのと、二人乗りしたくらいで恋仲に発展しそうな感じはありませんでしたからね。何で靖子の家で飲むことになったのかは今でも謎ですし。, それとですね。映画はもちろん面白かったんですが、ドラマとはちょっと違った印象を抱きまして。, ドラマだと前半は宮本の恋愛観を描いてましたが、後半は契約採るための営業がメインだったんですよ。, で、俺としては後半の営業部分に面白さを感じていまして。土下座までしてでも営業を取ろうとする全力宮本が好きだったのよね。, それと彼をいつも支える松山ケンイチ演じる神保とか、柄本時生の田島とか、ほっしゃんとかとの絡みをもっと観たかったというが結構ありまして。, 俺サラリーマンやったことないから、実はこういう会社内の目立たない頑張りにスポットライトを当てる映画とかドラマが結構好きで、その分宮本が務めるマルキタは理想の会社だったのよ。, それなのに映画では会社はほとんど登場せず、岡崎部長、田島、小田の関西弁組にも出番があまりなかったのか残念でならない。, いや、靖子との恋愛と拓馬との決闘もそれはそれで楽しめたんだけどさ。やっぱり『ボーイズ・オン・ザ・ラン』感があるよね。サラリーマン同士が女がらみで決闘とか。, 先にラグビー組との出会いも少しやってくれれば、宮本の営業シーンやマルキタのメンバーも映画で観られたんじゃないかと。, あの怖そうなラグビー組に飛び込み営業したらしいっすからね。どんなドラマがあったんだろう。, 完全なアドリブでやる面白キャラも好きですが、意外と真面目な役でも様になる。そして時折ふざける方の佐藤二朗が顔を出すのもまた一興w, それと批判もあるかもしれんけど、やっぱりピエール瀧は良い俳優だわ。あの目力はなかなか出せないと思うぜ。, まぁその目力を出したのはドーピングした結果なのかもしれないけど。エンドロールでもしっかり最後に名前が出てきて、変なところで感動した私でした。, TwitterやFilmarksでも観た映画を記録しているので良かったら覗いてみてください!. 今年の邦画ベストと言われる映画『宮本から君へ』傑作か?問題作か? ... そして、ラストシーン。宮本と靖子が選択する生き方を、あなたは受け止めることができるだろうか? ©2019「宮本から君へ」製作 … 映画『宮本から君へ』【ネタバレ】あらすじ・結末まとめ!r指定の話題作! 日本で最も嫌われた伝説の漫画を実写化した映画『宮本から君へ』は、未熟だけど情熱だけは半端ない熱血営業マン・宮本が悪戦苦闘しながら成長する姿を描いた熱血ラブドラマ。 映画「宮本から君へ」 ネタバレあり感想 評価 とにかく熱量が凄すぎる宮本の生き様を見よ 映画「宮本から君へ」の感想ブログになります。ネタバレ有りなのでご注意ください。 拙い文章ですが感想を書いてますのでぜひ読んでいただければと思います。 どーしようもない2人が問題にぶち当たりながら歪な愛を育んでいく。 問題は何も解決していない。 恋愛映画としては全然良くない。 ただ、宮本のもつエネルギーや負けられない戦いに挑む姿には感動を覚える。 「俺の人生バラ色だから! !」 宮本から君への感想(ネタバレあり) 21. 『宮本から君へ』はもともと漫画で、絵での表現がすごくてびっくりするんですけど、その表現を映画の中で池松壮亮さんがやってのけちゃってるもんだからまた凄い!. ここでは、映画『宮本から君へ』の監督、真利子哲也さんについてご紹介してまいります。 1981年東京生まれの監督さんで、大学在学中に『極東のマンション』、『マリコ三十騎』という映画が「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」でグランプリを獲得されていますね。 また、2009年から『イエローキッド』が毎日映画コンクール新人賞や高崎映画祭、日本映画プロフェッショナル大賞監督賞なども受賞している若手鬼才の … 池松壮亮から君へ。『宮本から君へ』の如く、人間まる出しであれ インタビュー・テキスト 矢島大地(cinra.net編集部)
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