-

-
バック アロウ インタビュー2021/04/18
Copyright (C) 1999-2021 mixi, Inc. All rights reserved. バック・アロウが表の主人公なら、シュウ・ビは裏の主人公 ――中島かずきさんが『バック・アロウ』の脚本を脱稿されたのは2017年と伺いました。2021年のオンエアまでのタイムラグで印象が変わったことはありましたか。 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集⑨――ゼツ・ダイダン役 堀内賢雄インタビュー, 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集⑧――フィーネ役・小清水亜美インタビュー, 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集⑦――谷口悟朗監督インタビュー【前編】, 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集⑥――シュウ・ビ役・杉田智和インタビュー, 【湘南vs神戸プレビュー】手堅く勝ち点を積み重ねる湘南…好調の神戸は無敗維持で上位にとどまれるか, 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』30周年企画実施 企画展開催や声優トークありのバスツアーなど. 「そこ☆あに」676回目は『バック・アロウ』特集 です。谷口悟朗監督・シリーズ構成・全話脚本中島かずき・スタジオヴォルン制作によるオリジナルアニメ作品。2021年1月より連続2クールにて放送中。今回は第8話「血まみれの騎士は何を秘めるのか」 媒体掲載:谷口悟朗監督インタビュー後編(ダ・ヴィンチニュース) 谷口悟朗×中島かずきが贈る世界破戒冒険活劇、開幕! 2021年1月より、連続2クール放送予定 『バック・アロウ』15話感想・・・ついにルドルフが動き出して面白くなってきたな! そしてギアスみたいについに国になったか 【悲報】fgoさん、完全にウマにぶちのめされる・・・どうすれば全盛期に戻るんや 『蜘蛛ですが、なにか? 信念が世界を変える! 壁に囲まれた世界リンガリンドに、謎の男バック・アロウが落ちてきた。壁の外から来たというその男をめぐり、リンガリンドの人々が動きはじめた。信念が具現化する巨大メカ・ブライハイトを駆使して、壁の外へ帰ろうとするバック・アロウ。 掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。. また、『バック・アロウ』オリジナルサウンドトラックが発売。田中公平による60曲を超える劇伴を収録し、6月23日にリリースされる。 そのほか、公式サイトでは『バック・アロウ』1クール目を振り返る名場面投票企画などを実施。 谷口悟朗×中島かずきによるオリジナルTVアニメーション『バック・アロウ』。4月2日より2クール目に突入する本作のPV第3弾が公開され、新たなオープニング&エンディング主題歌が解禁された。 OPテーマは藍井エイル「鼓動」EDテーマはFLOW「UnitedSparrows」に決定、コメントとあわせ … 媒体掲載:小清水亜美さんインタビュー(ダ・ヴィンチニュース) 谷口悟朗×中島かずきが贈る世界破戒冒険活劇、開幕! 2021年1月より、連続2クール放送予定 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集⑥――シュウ・ビ役・杉田智和インタビュー. 信念が世界を変える! 壁に囲まれた世界リンガリンドに、謎の男バック・アロウが落ちてきた。壁の外から来たというその男をめぐり、リンガリンドの人々が動きはじめる――。『コードギアス 反逆のルルーシュ』を手掛けた谷口悟朗監督、『プロメア』や『キルラキル』の脚本を手掛け劇団☆新感線の座付き作家としても知られる脚本家・中島かずき、『サクラ大戦』シリーズや『ONE PIECE』の楽曲を手掛ける田中公平が組む、オリジナルTVアニメ作品『バック・アロウ』が、いよいよオンエアを開始した。, 信念が具現化する巨大メカ・ブライハイトを駆使して、壁の外へ帰ろうとするバック・アロウ。その彼をめぐってリンガリンドの国々は、さまざまな策謀をめぐらしていく。ものすごいテンポ感とともに、壮大な世界が紡がれていく「物語とアニメの快楽」に満ちた、この作品が描こうとしているものは――? オリジナルアニメ作品ならではの「先が読めない面白さ」を伝えるべく、『バック・アロウ』のスタッフ&メインキャストのインタビューを、毎週更新でお届けしていきたい。, 第6回に登場してもらったのは、天命宮大長官を務めるレッカ凱帝国の軍師的存在(だった)、シュウ・ビ役の杉田智和。知識欲と行動力が旺盛で、周囲のキャラクターを翻弄することも多いエキセントリックな彼を、どのように演じたのか。作品に対する想いと合わせて、たっぷりと語ってもらった。, 杉田:「自分にとっての谷口悟朗監督作品はどこからなのか」という問いに対して、僕は『無限のリヴァイアス』『スクライド』『プラネテス』を挙げますね。作品としては『プラネテス』が特に好きで、人に薦めるならこの作品です。『ガン×ソード』は、難しいことを考えずに毎週びっくりしたほうが楽しい物語だけど、主人公だけは常に殺伐としている。それが逆に魅力に映っていると思います。『バック・アロウ』は、『ガン×ソード』のテイストに近いかもしれませんね。, 杉田:脚本の中島かずき先生は、特撮の分野でもかなり有名な方ですし、『天元突破グレンラガン』と『キルラキル』の印象も強いですね。今までアニメという形で中島さん脚本の作品には関わったことがなかったのですが、舞台演出が印象的。言葉をボールにしているイメージがあります。キャラクター同士が交わす言葉のキャッチボールが、とにかく気持ち良くてしょうがないですね。様々な層を許容するところ、温かさを感じるのは、中島さんの脚本ならではだな、って思います。, 杉田:これまで抱いていた憧れの念や経験が全部、今のこの『バック・アロウ』に活きたなって思います。本当に嬉しいですし、幸せです。こういうことは、普通は言わないんです。「お客さんの心理は鍵付きロッカーにしまえ」という持論があるので。それをしないと公平な判断が下せないと思うんですが、『バック・アロウ』に関してはそんなことはなかったです。いつものように自分を厳しく律していたら、この作品に向かう自分じゃないなと。楽しいと思う気持ちを忘れたら駄目だなと思っています。本作に関しては、思考レベルを落としていったほうが面白いと思います。下げるのであれば、極限まで下げたほうがいいです(笑)。, ――難しいことは考えないほうが楽しめると。『バック・アロウ』はオリジナルアニメ作品ですが、本作の全体的な印象を教えて下さい。, 杉田:演じきったあと、自分が楽しむ側に戻ってアニメを観たら、30分がとても早くて。子どもの頃に感じた、好きなアニメを観てワクワクする感覚が蘇りましたね。もちろん他作品が退屈というわけではなくそれぞれ魅力がありますけど、その中でも『バック・アロウ』は楽しさゆえに時間の進みが爆速で。それはすごく印象的です。, 杉田:あとは谷口監督の演出でしょうね。話が進むごとにOPとEDの絵に変化が出るところとか。個人的に好きだったOPの演出は、最初はシルエットしか出ていなかったキャラクターが、物語に出てきたら姿が明かされるところ。「それ、谷口監督のやつだ!」ってなりますよね。, ――レッカ凱帝国の軍師的存在のシュウを演じられておりますが、彼の印象はいかがでしょうか。, 杉田:シュウでオーディションの話が来たときに「綺麗な男だ……受けよう!」と思ったのが第一印象です。キャラクターの中では比較的モノを考える方ではありますけど、他の人たちに同じことを求めないんですよね。「君らは愚かで頭が悪いから、もっと思考したほうがいいよ」とは言わない。不条理や矛盾を突きつけられやすい今において、シュウのような考えの奴って異端扱いされがちですけど、そのかわし方も上手い人だな、と思いました。, 杉田:シュウは顔は笑っているけど、頭の中では全然違うことを考えてるように見える。そういう部分はお芝居の中にも盛り込んでいます。自然に出たことを信じようという場面も意図的に作ってみたりもしてまして、シュウがリアクションをして口をぱっと開けたときに、テストで「ほっ!」って言ったんです。そこを自分で気に入って、本番も「ほっ」て言ったら、そのままオンエアに乗りましたね。あとは、彼を演じるにあたって情報をたくさん集めたり、勉強もしました。「なんで諸葛孔明は手に羽扇みたいのを持ってたのかな?」とか無駄に調べたりしましたけど、そこはあんまり意味なかったです(笑)。, 杉田:趣味だったらしいですよ。あとは貿易で手にしたものが多いとか、面白い解釈をたくさん知れました。だから、シュウについては、自分自身の人生に照らし合わせながらどうやって彼と向き合っていくかを考えました。考えた結果、僕は「騙されて楽しい」でしたね。騙されることって普通なら駄目なことですけど、作品とシュウにだったらありだなと。人って騙されたら基本憤慨するんですけど、作中でシュウの仕掛けるモノに驚かされるのは、とても気持ちがいいものなんですよ。良い意味でキャラクターに驚かされ続けるのは楽しくて、僕自身もそれを難しく考えることはせずに楽しんでいます。, あと、自分の人生において「言い訳」がひとつのテーマでして。ここで面白いことが言えなかったら、不良は僕を殴るだろうなってなったときに言い訳をするんです。知恵を利かせて何か面白いことを言ったり、格闘ゲームのキャラクターの声真似をすると、ゲーセンにいる不良って笑うんですよ。結果、僕は殴られることを回避できる。僕の人生、そういうやり取りの繰り返しだったなって。でも、シュウは殴られるどころか、死が隣り合わせにある幼少期を過ごしてる。そのときから生きていくための言い訳といいますか、処世術が自然に身についているんだなと思って。, 杉田:シュウの言い訳は楽しいですよ。でも、「ちょっと失敗したのをごまかしてるだろう、お前!」ということもあったり(笑)。そんな失敗をごまかす場面というか、自分でも追いつけない、理解の範疇を超えているものがこれから出てくると思うんですけど……すでにアロウという存在がなんなんだろうという感じですが。今の時点ではこう言ってるけど、後々変わるかもしれない。そういう部分も全話を通して観てほしいです。, ――ちなみに、シュウでオーディション受けられたとのことでしたが、シュウ以外も演じられたんでしょうか?, 杉田:カイは録ってみたけど提出はしなかったのかな。不思議とシュウに歩み寄るのは、オーディションの段階からけっこう気持ちが良くて、他がまったく見えなかったんですよね。決まったら決まったで、誰よりも全体を見渡さないと、みんなに面白いドッキリを仕掛けられないなって思って。サプライズって、仕掛けてる側だけが楽しかったら面白くないですし、そうなったらおしまいですから。全体を見渡すような役柄ということもあって、谷口監督や中島さんから台本とは別で「密書」と呼んでいる秘密の資料を頂きました。, 杉田:密書には、シュウには知っていてほしい情報、この先の展開が書かれていました。演じる側も新鮮に驚いてほしいから、自分の中でしまっておこうと思って、誰にも言わなかったんですよ。僕は先に展開を知ってましたけど、それはそれで芝居にすごく役立ちました。, 杉田:重要人物は誰かと挙げたら、ビットの動きを見ててほしいですね。視聴者の心理に一番近いのが彼ですので。成長していくのを横に立って盛り立てていく係がシュウになるのかな。, 杉田:シュウは自分で「僕、天才だから」って言うけど、まさにその通りの人。その天才が脅かされたり、逆に驚かされる側になることがある。それがアロウで、彼のことが本当に面白くて仕方ないんですよね。対象的なのがビットで、かといって見下したりバカにすることはしない。逆に庶民であることがとてつもない個性と財産で、興味の抱き方がアロウとは別のベクトルで気になる存在なのかなと。, ビットに関しては、6話からに注目ですね。シュウがビットのことを大元帥様と声を掛けて、とにかく彼を持ち上げてやる気を引き出していく。それに彼も答えてくれて。普通だったら相性は最悪だろうなって思うんですけど、そんなことはなく面白い関係だなって思います。, ――シュウといえば、旧友のカイも気になるところですが、演じられてる方が置鮎龍太郎さんで、大ベテランの方ですね。, 杉田:カイは置鮎さんで目上の方ですが、同じ目線、同列の目線でモノを考えなければいけない。普通だったら少し焦るけれど、『バック・アロウ』に関しては自然に、逆に状況を楽しもうと思いました。プレッシャーや緊張がなくて、「今週も収録おもしろかったなー!」ってだんだんと語彙力が低下していくんです。本編であれだけ難しいことを何行もしゃべってるのに(笑)。, 杉田:エッジャ村の村長のバークでしょうか。彼からすれば危機的状況に陥ったとき、普通は混乱して何も言えなくなるなって思って。そこはちょっと観てほしいです。庶民代表はビットですけど、彼は若くて未来があるので。自分が中年から老人に差し掛かってくると、バークさんの言葉が割と心に来るものがあるというか、同じ立場に立ったら同じことをきっと言うなって思いましたね。空から降ってきたアロウを見たらそりゃあ怖いよなと。あとは小清水さん(フィーネ役:小清水亜美さん)のところ!, 杉田:小清水さんは谷口監督や中島さんの脚本と相性がいいんでしょうね、持っている感性や爆発力みたいなものが。力はすごいんだけど、自分にもお釣りが帰ってくる、そしてダメージを生む。それが出来る人っていそうでいないので、だからこそあの世界観に合っているんだろうなと。あと、彼女が出演している『コードギアス 反逆のルルーシュ』がゲーム『スーパーロボット大戦』に出たときに、やたらとこのゲームに登場する他作品のキャラクターと絡んでいて、改めて相性抜群なんだなと思って(笑)。『バック・アロウ』もぜひ『スーパーロボット大戦』に殴り込んで頂きたいです。, 杉田:中島さん脚本の『グレンラガン』も出てますし。何個か自分の中で野望があって、シュウが自分のブライハイトを手に入れて、アロウと合体するパターンとか。あとはシュウが新しい戦艦になって……でもエルシャがいるからどうしよう。戦艦の後ろにくっつけられないかな(笑)。, 杉田:それはアニメ全話を通して、ぜひ皆さんに考えてほしいなと。僕は谷口監督や中島さんに、彼の信念はあえて聞かなかったんです。シュウと一緒に驚きたいから。知ったときに「やった! めっちゃ楽しい!」って、また語彙力が低下するという。もうそれでいいんです、難しく考えなくても許されるんですから。, ――キャストさんのお話がちらっと出てきましたが、本連載記事ではこれまでのキャストさん方から杉田さんの演技が印象的だと言及されてますね。, 杉田:彼ら、彼女たちから飛んできたボールのおかげでシュウのサプライズがより華やかなものになりました。感謝しきれません。, ――そんな杉田さんが、「この方、いい芝居をしているな」と思ったキャストさんを挙げるとしたらどなたでしょうか。, 杉田:少年時代のシュウを演じた上田麗奈さんでしょうか。上田さんは僕の芝居をわざわざデータで取り寄せて、聴き込んで研究してくださって。しゃべり方から何からすごく寄せてきて、シュウの子ども時代を演じたのが彼女で、本当に幸せです。軽く好きになりかけて、もっとこの子のことを知りたいと言ったら「杉田を上田に近づけるな!」と言われたりもして(笑)。それに対して潘ちゃん(レン役:潘めぐみ)がむちゃくちゃ怒って、「なんなんですか! 杉田さんには、シュウにはカイがいるでしょう!」って、「わぁ、カップリング厨だ! 逃げろ!」と(笑)。そんな笑い話もありましたけど、ここは潘ちゃんにします。レンは、力はあるけれどシュウの発言を素直に受け取る、いじってなんぼなキャラクター。潘ちゃんもレンと同じように「どうしてなんですか?」って言ってきますし、これはナイスキャスティングだな、面白いなって思いますね。本人に言うと喜んじゃうから黙っていてください(笑)。, ――物語の舞台となる壁に囲まれた世界・リンガリンドや、信念が具現化してブライハイトになるという世界観で、気になったことをお聞かせください。, 杉田:空からラクホウが降ってきて天の贈り物と言ってるけれど、都合のいい解釈でそういうことにしているのか。正体はわからないけれども、空から降ってくるサプライズをこぞってみんな求めるなぁって思いました。あとは、農業をやったことがある身からすると、エッジャ村は悪い土と痩せた畑で作る作物だけじゃ足りないだろうし、毎日どうしてるんだよ!って。あと、アタリーはあのスタイルを維持できるのかという……。, 杉田:何かしらの仕掛けとして『バック・アロウ』に対して思う疑問点に対して、「何故なんだろう?」と思うのは、すでに作品を楽しめているんですよね。考えることをやめようとか、考えなくてもいいって言っていたけども、考えるんだったら極端に考えたほうがむしろ楽しい。そんなに浅いものではないですし、そういう風にも対応している作品ですので。, 杉田:TVアニメをすべて録り終えて『バック・アロウ』は終わり、ではないと思うんですね。見てください、どこぞの『コードギアス』の主役を。異世界、いくつ行ったよ(笑)! いろんな未来を考えられますし、とにかく他作品との絡みも楽しみです。あと、今後の放送に出てくる各話のゲストは見てほしいな。6話のゲストは子安武人さんで、とにかく来てほしい人がもう6話にして投入されるという。「なんだ、この贅沢は! やったー!」という(笑)。縁深い人がどんどん出てくるので、放送が楽しみですね。, ――では、『バック・アロウ』の今後を楽しみにされている方にメッセージをお願いします。, 杉田:取材で最後にメッセージを聞かれるといつも迷いますが、本作に関しては簡単です。僕はシュウ・ビと『バック・アロウ』が心の底から大好きです。みんなも楽しい『バック・アロウ』を観ようぜ! こんなに簡単な言葉で人に勧めることはあまりしないのですが、皆さんいかがでしょうか? 宜しくお願いします。, ――ありがとうございます。次回のキャストインタビューは、小清水亜美さんが登場します。先ほど、小清水さんについて語って頂きましたが、今一度メッセージをお聞かせください。, 杉田:いい芝居をする小清水亜美さんを「湧いてる湧いてる、いい小清水湧いてる!」という言葉で表現するのですが……本作でもガンガンにいい小清水が湧いていたので、エキサイトしました。これからも身体と心を壊さない程度に、小清水亜美さんでいてください。, 『バック・アロウ』特集 第7回(谷口悟朗監督インタビュー)は2月26日配信予定です。, 今年後期朝ドラ 100年の時間、3人のヒロインに込めた意味「命のつながりがあって、生まれている」, Copyright(C) 2021 株式会社KADOKAWA 記事・写真の無断転載を禁じます。 おかげで、最終回を迎えたときのやり切った感は、すごく大きかったです。そこから劇場版『コードギアス 復活のルルーシュ』でナレーションとして関わったあとに、『バック・アロウ』の話が来て……「また難しい役が来たよ」と(笑)。でも、谷口監督からキャラクターの説明を受けたときに、カギ爪の男にちょっと似た印象があったんですよね。相手の内面に踏み込むような迫力を出していく、という意味で、は近いものがあるなと感じていました。, 堀内:中島さんの作品では、『キルラキル』で満艦飾薔薇蔵という役をやらせていただいたんです。ギャグ調のセリフの中に「いきなりブラッド・ピットの口調を入れてほしい」みたいなリクエストがあって、これまた難しい。谷口監督と同じように、中島さんの作品も難しいんです。ただ、中島さんが書かれるセリフは、コミカルな中にセンスが詰まっているので、セリフをしゃべっていて気持ちがいいんです。中島さんと谷口監督とともにオリジナルアニメを作るという企画を立てたプロデューサーはすごいな、と。最初に企画を聞いたときは、どんな作品になるのか、楽しみでしたね。, 堀内:今回、僕はオーディション組じゃないんです。ご指名を受けてゼツ役をやらせていただいているのですが、メインキャストのみなさんはオーディションを受けられていて。谷口監督・中島さんの作品に初めて出る方は、感激していましたね。谷口監督と仕事をしたかった、中島さんの作品に出たかった、そして、田中公平さんが音楽の作品に出たかったと。その想いが叶って、みんな喜んでいる感じがありました。, 堀内:第1話を観て、やっぱりすごいなと思ったのは、エッジャ村の人たちがいきなりバック・アロウを食べようとするシーンです。あと、パンツへのこだわりとか。バッキャローからバック・アロウが来たのか……とか(笑)。谷口監督のセンスと中島さんの発想が、バランスよく詰め込まれているなと思いました。しかも、話数が進むとレッカ凱帝国とリュート卿和国の戦争が始まって、『三国志』のような状態になっていく。僕は実写版の『三国志(三国志 Three Kingdoms/2010年中国で制作されたTVドラマ)』で諸葛亮孔明役をやったことがあるんですが、シュウ・ビは孔明に通じるものがあるなと感じました。, ――シュウはレッカ凱帝国の長官の座から離れ、グランエッジャに身を寄せます。レッカ凱帝国から見ると、裏切り者でもあるわけですが。, 堀内:『三国志』をやっているころ、「人はなんでこんなに裏切るんだろう?」と考えたことがあるんです。おそらく裏切った彼自身にとっては、「裏切り」ではなく「彼自身の生き方」なんだろうな、と。自分の道を歩んでいるだけなんですよね。, ――おっしゃるとおり、シュウは世界をもっと知りたいという目的を果たすため、ひょうひょうとグランエッジャにいますよね。, ――フィーネ(フィノワール)に挑発されたことで、レッカ凱帝国とリュート卿和国は戦争状態へ突入します。, 堀内:彼女が放った言葉が「靴をなめな、クソジジイ」ですからね。中島さんは楽しみながらセリフを書いているなあ! と思いました。あの遊び心が素敵ですよねえ。役者は乗せられちゃいますよ。しかも、フィーネが二重人格という発想も面白いですよね。, 堀内:フィーネ姫は戦場に出ると、すごく魅力的なんですよ。華奢でありながら狂暴性を持っていて。そんな彼女の姿を見て、ゼツは喜んでいる。フィーネとゼツのセリフの応酬が、とても楽しかったです。, 堀内:梶くんとはこれまでもよくご一緒してきたし、即興劇プロジェクト「AD-LIVE-」でも共演している(「AD-LIVE2016」で共演)のだけど、彼はバック・アロウという役のとらえ方が本当に上手いなと思いましたね。頭で考えすぎず、感覚でとらえている。とにかくやってやるぞ、という彼の心構えが、上手いバランスになっていたと思います。, ――たしかにバック・アロウは記憶もなければ、信念もない男。手掛かりを見つけるのが難しそうな役です。, 堀内:梶くんには、いい意味で悲壮感がないんですよ。梶くんのお芝居が明るいから、バック・アロウには暗い部分がない。そこがすごいと思いますね。ゼツも同じく楽しんでいるんだけど、僕の場合はそこに国を支配する深みを出さないといけない。でも、アロウは自分がやりたいように生きている。アロウとゼツの対比が、とても面白かったです。, 堀内:梶くんと掛け合うシーンがあるのですが、梶くんの芝居には触発されましたね。お芝居を見ていると、なぜこの時代に人気を集めているのか、わかるような気がします。勝つとか負けるではなく、お互いの芝居をぶつけていく楽しさを味わうことができました。終わったあと、梶くんが「元気ですね、賢雄さん」と声をかけてくれて、嬉しかったですね。, ――ゼツ役のようなインパクトあふれるキャラクターを演じる堀内さんの活力の源は、どんなところにあるんでしょうか。, 堀内:まあ、普段からふざけてますからね(笑)。たぶん、いろいろな人と普段から会っているからでしょうね。僕は仕事柄、普通の人の5倍はいろんな人とお会いしているんです。若い人からお年を召した方まで、本当に幅広くお会いしていて、その人たちが考えていることや意見を聞いて、刺激をいただいているんです。僕は上からものを言うタイプじゃないので、若い人からなめられがちなんだけど(笑)、それも良いなと思っていてね。でかい人もいれば、小さい人もいる。いろんな人がいて、いろんな生き方をしている。それが面白くて、いつも元気をもらっているんです。そういうところはゼツ・ダイダンと似てますよね。ゼツもいろいろな人の人生を見てきたから、多少のことでは彼は怒らない。自分より強い人間をずっと探し続けている。人生を遊んでいるんだと思います。, 堀内:この作品が面白いのは、戦うときに信念がかたちになることなんですよ。信念がかたちになってブライハイトになる。ブライハイトデザインの天神英貴くんのセンスも素晴らしくて、ちょっとかわいいブライハイトもあれば、エロティックなブライハイトもある。それぞれの信念によってブライハイトが違う。だけど「自分というものを持っていない人間は、同じかたちのブライハイトになってしまう」んです。これはすごい発想だな、と思いました。世の中を見ると、8割くらいの人間が、同じブライハイトになってしまうんじゃないかな。やっぱり、自分を持たないとダメなんだなって。, ――しかも、この世界では信念を強く持つと、ブライハイトがパワーアップするんですよね。, 堀内:そうなんですよ。その感覚は、個人的によくわかるんです。僕は20代の頃に、神経が過敏すぎて神経症のようなものになってしまった時期があったんです。でも、お医者さんに「神経は鍛えれば鍛えるほど太くなるから」と言われて、今のようになりましたから(笑)。, 堀内:実は学生の頃、野球に打ち込んでいたんだけど、身体を壊してしまって。「これから先、どうやって生きたらいいんだ」と目標を失ってしまったんですね。それで高校卒業後にDJの仕事を始めたんですが、そのあともずっと「自分は何なんだろう」と考えていた。そうしたら10代の最後に自律神経失調症になってしまって。人と会うのもイヤになり、閉所恐怖症になって、映画館に入るだけで苦しくなるようになってしまったんです。, ――目標を失って、自分がわからなくなってしまった。そこからどうやって立ち直られたのでしょうか?, 堀内:それで病院に行ったら、お医者さんに「ここで家に引きこもるようになってしまったら、これから先はもっと外に出られなくなってしまう。キミは真面目すぎるから、心を解放する遊びをしなさい」と言われたんですよ。「神経は鍛えれば鍛えるほど太くなるから、もっと人前に出るような仕事をしてみなさい」と。そこから人前に出るようにして、結婚式の司会のような仕事も率先して引き受けるようにしたんです。そうしたら、どんどん神経が強くなっていって。気が付いたら20代の半ばにはお昼の生放送のワイドショーのレポーターを担当するようになっていました。心を鍛えれば、いろいろなことが変わるんですよ。, 堀内:神経は太くなったけど、心の根っこの部分はかわらない。ナイーブな部分は今でも変わらないんです。でも、そのバランスが大事だなと思っていて。役者って陽だけじゃだめで、陰な部分がないといけない。そのあたりは、僕が大切にしているところですね。, ――堀内さんが、『バック・アロウ』のキャストさんへのインタビューの大トリとなります。このインタビューシリーズの第1回を飾ってくれたバック・アロウ役の梶裕貴さんに、メッセージをいただけますか。, 堀内:梶くんは放送前にインタビューを受けたのでしょうから、ネタバレができなくてつらかったと思います。梶くんが今回の座長だったおかげで、バランスが良く仕事ができた気がしますね。彼の見た目は、アニメーションから飛び出してきたような風貌だけれど、現場ではいつも一生懸命で、芯が強い。収録の最後まで、スタジオを引っ張ってくれました。彼の芝居に触発されて、我々も相乗効果で最高のものができたと思います。ありがとうございました。, 今年後期朝ドラ 100年の時間、3人のヒロインに込めた意味「命のつながりがあって、生まれている」, Copyright(C) 2021 株式会社KADOKAWA 記事・写真の無断転載を禁じます。 このインタビューシリーズの第1回を飾ってくれたバック・アロウ役の梶裕貴さんに、メッセージをいただけますか。 堀内:梶くんは放送前にインタビューを受けたのでしょうから、ネタバレができなくてつらかったと思います。 tvアニメ『バック・アロウ』より、2021年1月22日(金)から放送される第3話「巨大な城艦(ふね)は希望になるか」の先行カットが公開された。 みんなで語る『バック・アロウ』特集⑦――谷口悟朗監督インタビュー【前編】 | アニメ ダ・ヴィンチ 2 users ddnavi.com コメントを保存する前に 禁止事項と各種制限措置について をご確認ください 『バック・アロウ』(英題:back arrow)は、スタジオヴォルン制作による日本のテレビアニメ作品。2021年1月からtokyo mxほかにて連続2クールで放送中 。. 信念が世界を変える! 壁に囲まれた世界リンガリンドに、謎の男バック・アロウが落ちてきた。壁の外から来たというその男をめぐり、リンガリンドの人々が動きはじめた。 2021年1月より放送中の“谷口悟朗×中島かずき”によるオリジナルtvアニメ『バック・アロウ』より、4月放送の2クール目に向けた最新情報が発表。 信念が世界を変える! 壁に囲まれた世界リンガリンドに、謎の男バック・アロウが落ちてきた。壁の外から来たというその男をめぐり、リンガリンドの人々が動きはじめた。, 信念が具現化する巨大メカ・ブライハイトを駆使して、壁の外へ帰ろうとするバック・アロウ。その彼をめぐってリンガリンドの国々は、様々な策謀をめぐらしていく。ものすごいテンポ感とともに、壮大な世界がつむがれていく「物語とアニメの快楽」に満ちた、この作品が描こうとしているものとは――?オリジナルアニメ作品ならではの「先が読めない面白さ」を味わうべく、『バック・アロウ』のスタッフ&キャストの連続インタビューをお届けしている。, 第9回となる今回は、レッカ凱帝国の凱帝ゼツ・ダイダンを演じる堀内賢雄に話を聞いた。劇中で最強の一角を務めるゼツを、豊富なキャリアを誇る名手はどのように演じてきたのだろうか。, ――堀内さんはレッカ凱帝国の凱帝ゼツ・ダイダンという、この作品中で最強のひとりを演じていらっしゃいます。ゼツ・ダイダンという人物にどんな印象をお持ちですか。, 堀内:最初にこの作品と出会ったのはオーディションでした。オーディションを受けるときに、フィーネのざっくりとしたキャラクター設定と喜怒哀楽のセリフを4種類いただいたんですね。その段階では細かい設定は書かれていなくて、フィノワール(フィーネのもうひとつの人格)のことは知らなかったのですが、喜怒哀楽のセリフがどう読んでも二重人格で(笑)。怒りのセリフと楽のセリフの落差がものすごかったんです。この落差が中島さん(シリーズ構成・脚本)らしくもあり、谷口さん(監督)らしくもあるな、と思いました。, ――『バック・アロウ』の物語で、ゼツ・ダイダンの担う役割や展開については、事前に説明があったのですか?, 堀内:谷口監督と中島かずきさん(シリーズ構成・脚本)は、先の展開を多くは語らないんですね。でも、先の展開がわかってやる芝居と、先がわからずにやる芝居は違うと思っていて、僕は先がわからずにやるほうが良いと思うタイプなんです。脚本家や監督が目指しているものに近づけるように、その都度必死に食らいついていきました。もちろん、彼らも妥協するような方ではないですし、アクションシーンの呼吸の息ひとつにも要望がある。60歳を超えても必死でしたよ(笑)。, ――堀内さんは谷口作品、中島作品の両方に出演した経験をお持ちですよね。谷口作品には、どんな印象をおもちですか。, 堀内:谷口監督の作品では、『スクライド』で雲慶という役と、『ガン×ソード』でカギ爪の男〈クー・クライング・クルー〉をやらせていただきました。どちらもお腹が痛くなるような役で……(笑)、難しすぎるんですよ。『スクライド』のときは、早口で何を考えているのかさっぱりわからない役で。収録の日は「今日上手くいくかなあ」と不安になりながら、スタジオに行った記憶があります。『ガン×ソード』のときはもっと難しい。谷口監督からは「悪役です。ただ、セリフを発したら、みんなが心穏やかになって引き込まれるようなキャラクターです。神の声のようなセリフを発してください」と言われて。しかも、収録中はなかなかOKが出ない。必死になってやるしかないけれど、必死でやるからその魅力が出てこないのかもしれないなどと、いろいろと考えた役柄でしたね。 バック・アロウ=バッキャローが ... 声優の杉田のインタビューで合体の話があってブライハイトに合体なんて出来るのかと思ってたがまさか先に敵サイドが合体パワーアップするとは 状況がヤバそうだな 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集⑥――シュウ・ビ役・杉田智和インタビュー, 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集④――ビット役・小野賢章インタビュー, 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集⑤――中島かずき(シリーズ構成・脚本)インタビュー【前編】, 毎週更新! みんなで語る『バック・アロウ』特集③――エルシャ役・小澤亜李インタビュー, 上白石萌音、朝ドラヒロインのバトンつなぎに“プレッシャーなし”「すごく温かいこと」, 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』30周年企画実施 企画展開催や声優トークありのバスツアーなど. 2021年02月20日 11:11 ダ・ヴィンチニュース Copyright (C) 1999-2021 mixi, Inc. All rights reserved. バック・アロウ やくならマグカップも 灼熱カバディ すばらしきこのせかい The Animation 結城友奈は勇者である ちゅるっと! BLUE REFLECTION RAY/澪 ましろのおと ドラゴンクエスト ダイの大冒険 僕のヒーローアカデミア 第5期 1. 掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。. 2021年1月より放送中の“谷口悟朗×中島かずき”によるオリジナルtvアニメ『バック・アロウ』より、4月放送の2クール目に向けた最新情報が発表。 【アニメイトタイムズ】tokyo mxほかで放送中の谷口悟朗さん(監督)×中島かずきさん(シリーズ構成・全話脚本)によるオリジナルtvアニメ『バック・アロウ』。このたび、第15話「仕組まれた動乱は何を生むのか」の先行場面カットが到着しました。第15話「仕組まれた動乱は何を生むの … アニメ「バック・アロウ」2話、主人公の必殺技名が衝撃的!声優・梶裕貴も思わずツイート。abema times[アベマタイムズ]は「見たい!」がみつかる情報ニュースサイトです。abemaの番組を中心に、ニュース映像や面白動画の紹介、著名人のインタビュー等選りすぐりの情報をお届けします。 tvアニメ『バック・アロウ』2ndクール キービジュアル公開!新たな主題歌は、op:藍井エイル・ed:flowに決定! (TVアニメ「バック・アロウ」2ndクールエンディングテーマ) 2021.4.16(金)0:00~「United Sparrows」先行配信 2021.5.26(水)CDリリース/まとめ配信 アニメ『バック・アロウ』のステージが、『AnimeJapan 2021』内にて実施された(2021年3月28日)。バック・アロウ役の梶裕貴、アタリー・アリエル役の洲崎綾、エルシャ・リーン役の小澤亜李、ビット・ナミタル役の小野賢章、シュウ・ビ役の杉田智和が登壇し、12話までの名場面を振り返った。
宇野昌磨 2020 Nhk, ロマサガrs 全体攻撃 ランキング, Wanna Beeee 主題歌, テラスハウス 打ち切り 理由 ヤバイ, コナン 百人一首 映画, ガブリエル ユーチューバー 顔, マスカット 歌 玉置浩二, コナン 劇場版 犯人, ウルトラマンエキスポ 2021 座席表, モーグル 女子選手 日本, 三浦春馬 広島 手紙,
